20~70代以上。「貯蓄の中身」世代ごとの特徴
各世代の貯蓄と負債の状況をながめ終わったところで、その貯蓄額の内訳について、年代別の推移を整理していきます。
通貨性預金の預金は、年齢と比例して増えていることが分かります。さらにいうと、40代以降では定期性預金が大きく伸びています。有価証券や生命保険などの保有額のピークは60代のようですね。
全世代の共通点は、通貨性預金や定期性預金の比率が高く、有価証券の占める割合がそれほど高くない、という点でしょう。「投資」でお金を増やしていくことに抵抗感がある日本人はまだまだ多い、ということが考えられるデータではあります。