老後資金を増やす節約術その4:イデコで所得税と住民税を節税する

最後にイデコ(個人型確定拠出年金)を使った節約術をご紹介します。

50代からイデコに入っても「もう遅いのでは?」と思っている人は多いでしょう。

答えはノーです。

資産運用は長期間かけて運用するほどリスクが軽減され、リターンが安定する性質があります。できれば20年以上時間をかけたいところです。

50代の人ですと、たしかに運用の時間は若い人と比較すれば短いかもしれません。しかし50代も利用できないわけではありません。

これまでのイデコは60歳までしか積み立てることができず、かつ70歳までしか運用ができませんでした。2022年5月からは、積立期間が65歳まで引き上げられ、さらに受給開始年齢も75歳まで拡大されます

50代から運用をスタートしても、75歳まで運用できますので時間をかけて運用することが可能となります。

もちろん、イデコで積み立てた金額は60歳から受け取ることができますので、必ず75歳まで運用を続ける必要はありません。運用で十分利益が出ている場合は早めに受け取ることも出来ます。