年収600万円ファミリー。貯金1000万円でも不安な理由

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大手企業に勤務、年収600万円、妻と2人の子を養っているAさん。妻と一緒にコツコツと貯めた貯蓄は、ようやく1000万円に達しました。そして、高校生の子ども2人は、ともに大学への進学を希望しています。

「これだけの年収と貯蓄があれば、問題なく生活できるだろう」と感じた方も多いかもしれません。しかし、Aさん夫婦は常に「将来は大丈夫だろうか」「このままではお金が足りなくなるかも」悩んでいる模様。そして、その暮らしぶりは至って質素なもの。

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今回は「年収600万円ファミリー」のふところ事情について考えていきます。

「年収600万円」ってどんなライン?

国税庁公表の「令和元年(2019年)分民間給与実態統計調査―調査結果報告―」によると、「金融業・保険業」の平均給与は627万円。業種の中では、「電気・ガス・熱供給・水道業」に次ぐ2番目に高い水準です。

となると、Aさんの600万円という年収は、決して低い数字ではありません。にもかかわらず、なぜAさんは金銭的な不安を抱えているのでしょうか。

次では、年収600万円台の世帯の平均貯蓄額のデータなどをみながら、その「不安」のワケについて考えていきます。

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執筆者
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