① スマホの契約内容を見直す
昨年の年末より、携帯電話大手3社がこぞって低額の新しいプランを発表したことは記憶に新しいことでしょう。政府は積極的に携帯料金の値下げを推進しており、こうした取り組みは今後定着してくる可能性があります。
現状では、毎月のスマホ代金の内訳をきちんと理解している人は少ないかもしれません。というのも、スマホの契約やプランはややこしい内容になっている場合も多く、「何に」「どれだけの」お金を支払っているのかを把握するのは骨の折れる作業なので、つい最初の契約内容のまま放置してしまいがちです。
しかし、たとえばスマホ代金が毎月6,000円から3,000円になれば年間で36,000円の節約になりますし、毎月1万円から3,000円になれば年間で84,000円の節約になります。
仮に、節約効果が月に数百円だけだったとしても、スマホが1人1台の生活必需品になりつつある現在、家族みんなで見直すことで大きな効果が期待できることでしょう。
面倒に思いがちな契約内容の見直しですが、一度自分に必要十分なプランにしてしまえば継続的な節約効果があるので、やってみる価値は十分にあると言えそうです。
② 「固定費」のムダを見極める
固定費の削減は節約を考える上で重要なポイントです。固定費には上述したスマホ代金のほかに、家賃や住宅ローンの支払い、保険料、水道光熱費などがあり、最近ではサブスクの利用料なども含まれます。
どの固定費をどれくらい減らすことができるかはそれぞれの家庭で異なるので、各家庭に潜んでいるムダを見極めることが必要です。