都内では3割が新型コロナウイルス感染症の影響で高校中退⁉

次に、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による経済的な理由で、今後高校就学を続けられない可能性はありますか?」と質問をしたところ、3割以上の世帯が「はい」と回答しました。

「はい」と回答した方の中には「元旦那が飲食店勤務なので、コロナ影響で所得が激減し、養育費が振り込まれなくなり先々高校に通い続けられるが不安。」という声を挙げる方もいます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、高校中退の可能性もあるようです。非常に深刻な状況だといえるでしょう。

現金給付で都内高校生への支援が必要では?

また、「あなたの世帯の家計は、現在どのような状況ですか?」という質問をしました。すると、「赤字であり、借金をして生活している(27.6%)」「赤字であり、貯蓄を切り崩している(50.1%)」という結果になり、約8割の世帯が赤字で生活していることが分かりました。

2021年1月時点では、麻生太郎財務大臣が特別定額給付金の再支給を否定する意向を示していますが、逼迫した家計状況をみると、本当にそれでよいのかと疑問にさえ感じます。

子ども支援専門の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、政府・自治体による高校就学継続のための現金給付を求めています。