都内高校生の半数以上が「高校生活の費用を支払えなくなるかもしれない」
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、高校生活にかかる費用を支払えなかったことはありますか?」という質問を行いました。
授業料については「支払えなかったことがある(13.0%)」「これまでにはないが、今後支払えなくなる可能性がある(48.2%)」「これまでになく、今後もその可能性はない(38.9%)」という結果になりました。
最も深刻な状況になっているのは、進学や就職など進路に関わる費用です。「支払えなかったことがある(8.5%)」「これまでにはないが、今後支払えなくなる可能性がある(82.5%)」「これまでになく、今後もその可能性はない(9.0%)」という結果になっています。
すべての費用について「支払えなかったことがある」という回答があり、「今後支払えなくなる可能性がある」を合わせると半数を超えるので、危機的状況だといえるかもしれません。
都内ひとり親家庭高校生給付金を申し込んだ方からは「2人とも私立高校に通っており、授業料の支払いができていない状態です。」という切実な声が挙がっています。