職業別にみる、みんなの退職金はいくらか
最後に、職業別の退職金額についてみていきたいと思います。
中央労働委員会公表の「平成29年賃金事業等総合調査 退職金、年金及び定年制事情調査」によると、職業別の定年退職金額は以下の通りです。
産業別退職事由ごとの平均退職金額(定年)
- 鉱業:2273万4000円
- 製造業計:1706万7000円
食品・たばこ:1145万7000円
繊維:1685万8000円
パルプ・製紙:1235万4000円
化学:2009万1000円
石油:2055万7000円
窯業・土石製品:2340万1000円
製鉄・製鋼:1279万3000円
非鉄金属:1435万3000円
機械:1659万3000円
電気機器:1988万5000円
車輌・自動車:1769万8000円
造船:2135万8000円
- 建設:1981万9000円
- 銀行:1042万1000円
- 保険:2128万5000円
- 私鉄・バス:1952万1000円
- 海運・倉庫:3374万8000円
- 電力:1947万7000円
- 百貨店・スーパー:2016万6000円
- 商事:1974万2000円
- 新聞・放送:2401万9000円
- ホテル・旅行:2039万9000円
- 情報サービス:1792万6000円
あくまでも平均金額になりますが、職業によっても、退職金の金額が大きく異なっていることがわかります。
また、今後の会社の業況や退職金制度の見直しなどによっても、退職金の金額が変動する可能性はあります。
自社の業況、人事制度、退職金制度などは、こまめにチェックすることをおすすめします。