③ 自分の所属する事業者のサービスばかり勧める人はNG

自分の所属する事業者のサービスばかりをケアプランに組み込むような人は、良いケアマネジャーとはいえません。

要介護者や家族のことより、自分が所属する事業者の利益ばかりを考えていたり、他の事業者の情報やネットワークが乏しかったりする可能性があります。

もちろん、ケアマネジャーが所属する事業者のサービスがニーズに合う場合もありますが、そうでない場合は、適切なケアプランが提供されない恐れがあるので、注意が必要です。

④ 担当している人数が多すぎないか確認する

ケアマネジャーは、1家族だけを担当しているわけではありません。

1人で複数の家族を担当しているため、担当人数が多すぎる場合は、対応が雑になったり、連絡がなかなか取れなかったりする場合があります。

このような状況を防ぐためにも、ケアマネジャーがどれくらいの人数を担当しているのかは、事前に把握しておいた方が良い点だといえるでしょう。

⑤ ケアマネジャーは途中で変更できる!

ケアマネジャーは、途中で変えてもらうことが可能です。

事前に会って話してみても、実際に関わらないと見えない部分やわからない部分があります。最初は「良い人だな…」と感じても、慣れてくると、対応の雑さやケアプランの合わなさなどに気付くことも少なくありません。

その際は、居宅介護支援事業者に相談し、同じ事業者のなかで別のケアマネジャーを紹介してもらいましょう。

同じ事業者が嫌な場合は、別の居宅介護支援事業者に変更することも可能なため、遠慮せずに申し出ることが大切です。
(※ケアマネジャーや居宅介護支援事業者を変更しても、利用中の介護サービスは継続できる)