憧れの「年収1000万円超え」!でも現実は甘くない
「年収1000万円は憧れ。でも普通の会社員ではなかなか到達できませんよね。プロ野球選手や芸能人など、ごく限られた人だけしか得られない額のように思います」(KK 35歳)
「夫の年収は400万円程度。家賃や生活費、子どもの教育費に義母への介護負担など、とても余裕があるとはいえないです。私がパートに出て生活費の足しにしていますが、自分の時間なんてほとんど取れず、ストレスフルな日々。ああ、お金に余裕がほしい」(AM 40歳)
業種などにもよりますが、前出の資料によれば年収が1000万円以上ある人は全体の5%程度という結果が出ており、やはり“普通の会社員”がそれだけ稼ぐのは並大抵のことではないようです。単純計算で1000万円を12カ月で割ると、毎月83万円程度収入があるということになり、「これだけあれば、こんなマンションに住んで、こんな車を購入して、こんな趣味を持てそう」と夢が膨らんでしまいますよね。
年収1000万円超えが実現しやすい業界とは
さて、年収1000万円が実現しやすい業界とはどのような分野なのでしょうか。「令和元年度 民間給与実態統計調査」内の「業種別の平均給与」を見てみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」がトップで824万円という結果です。さらに、「金融業・保険業」が627万円、「情報通信業」が599万円と続き、ズバリ1000万円とはいかなかったものの、キャリアの積み方などによってはさらなる収入増が見込めるといえますね。