一般的な常識が通用しない人って、どこのコミュニティにも必ず一定数いるものです。彼らの厄介な点は、ずばり、「本人たちは、いたって“マジ”」であるということ。

あなたのお子さんの学校にも、そんな非常識な保護者、いませんか?今回は、モンスターペアレントのエピソードを3つ、ご紹介します。

「もはや公開裁判!」

保護者会で他の子の文句を言うモンペママ

「先日、幼稚園の保護者会がありました。そこで突然、女の子のママであるKさんが『以前から気になっていたのですが…』と手を挙げたんです」

Kさんが話し始めたのは、とある男の子の話。「とても乱暴な子がいて、ウチの娘を含めた数名がいつも困っている。何か対処してくれないのか」という内容だったといいます。名前こそ出さなかったものの、その男の子が誰だかは、他の保護者はすぐに気がついたそう。

「いくら困っているとはいえ、保護者会で話し合う内容ではありませんよね。先生も、上手に『今後注意して見ていきますね』と収めてくれようとしました。でも、Kさんはそれでは納得できなかったようで…」

なんとKさんは、「そうではなく、ちゃんと保護者会の場で親御さんに注意をして、謝罪をするように言ってください」とヒートアップしてしまったそう。保護者会には、相手の男の子のママもいたので、とても気まずい雰囲気に…。

今後自分が巻き添えになっても困るので、Kさんとは距離をおこうとみんな思ったそうです。

「うちの子はこう言ってるんです!」

息子を信じて疑わないモンペママ

自分の子どもの話をすべて鵜呑みにする親、いますよね。Rさんもその一人だそう。

「同じクラスのRさんは、一人息子を溺愛しています。『ウチの子は思いやりがあってとってもイイ子なの』と。でも本当は、大人の見えないところで友達に意地悪や乱暴行為をする、かなり困った子。Rさんはそのことに気付いていないんです」

そんなある日、個別懇談会でRさんは我が子の困った行動を担任の先生に指摘されたそう。案の定、Rさんは大激怒。「あの担任は息子のことを何もわかってない!」とママ友たちに文句を言っていたといいます。

「怒りが治まらないのか、ついに「あの担任は全然ダメだから教育委員会に訴える!」とまで言い出しました。しかもみんなで一緒に行こうと…。文句を聞かされるだけならいいですが、巻き込まれるのは勘弁です。

「給食なんて頼んでいない!」

給食費を6年間未納するモンペの主張。

「給食費の未納問題って、一時期話題になりましたよね。私の学校にもそういうお母さんがいて…。しかもその言い分にびっくりしました」

給食費未納の家庭の半数以上は、「経済的に困っていないのに意図的に払っていない」とのこと。しかもEさんは、6年間給食費を一度も払わないまま卒業を迎えるといいます。

「Eさんは、『給食なんか頼んでいない。学校が勝手に食べさせているだけなのに、どうしてお金を払わなければいけないのか』と言っていました。『弁当を持参させてほしい』というお願いもしたそうです。たしかに、それなら筋は通っていますが…」

結局学校側からOKが出ず、「給食は食べてください」と言われたとのこと。「自分は拒否しているのに無理やり食べさせているのだから、お金を払うなんておかしい」というのがEさんの言い分だといいます。

「どうやら背景には、Eさんが子どもの頃に給食嫌いだったことがあるそうです。だから子どもには給食を食べさせたくない…と。Eさんの子どもが実際どう思っていたかは知りませんが、結局6年間給食を食べたのに未払いというのは事実。自分勝手な言い分だなと思います」

まとめ

「その姿、我が子に見せられますか?」とツッコみたくなるモンペエピソードでした。「常識」が通用しない相手とは、ほどよい距離感を保ち、刺激を与えないようにすることが一番。

親子ともに、できるだけ関わり合いを少なくしていきたいものですね。

犬養 のぞみ