車椅子は「レンタルor購入?」価格面以外で比較してみた!

アフターサービス

車椅子をはじめとして、福祉用具は定期的なメンテナンスが必要です。それはレンタルでも購入でも変わりません。車椅子の場合、数年使うとどこかに不具合が出てくる可能性があります。よくあるのが「ブレーキのききが悪くなる」「取り外し可能なパーツが上手く取り付けられなくなる」などです。エアータイヤの車椅子であればパンクすることもあります。

購入した場合、保証期間を過ぎるとメンテナンスや修理は有料となることがほとんど。パーツの取り替えとなると、それなりの金額を請求されることもあります。

しかし、レンタルの場合は保証期間というものがありません。不具合があった場合はすぐに無料で修理してもらえます。また、メンテナンスも定期的にしてくれるので、安全に使い続けることが可能です。

車椅子の交換が必要になった場合

高齢者の体は変化が起きやすく、同じ車椅子を使い続けられるとは限りません。

たとえば、シンプルな車椅子を使っていた方が姿勢を維持して座り続けられなくなった場合、その車椅子を使うのは難しくなります。この場合はリクライニング・ティルト機能がついた高性能車椅子への交換を進められることが多いです。

環境の変化もありえます。たとえば、ある日「車椅子を車に出し入れする回数が増えてきたので、もっと軽い車椅子にしたい」といった要望が出てくる……といったケースもあります。

このように、同じ車椅子をずっと使い続けていける保証はありません。いわゆる「元が取れる」時期が来る前に、違う車椅子への交換を迫られることが来る可能性があるのです。

そうした場合、レンタルであればすぐに違う車椅子に交換できます。相談すれば、体調や環境に合った車椅子を提案してもらえます。