それでも迷ったら「グレーか青系」でまとめよう

ここまで読んで「結局、どうすればいいか分からない!」と思った人もいるかもしれません。そんな場合には、まずは「グレーか青系でまとめる」ことをおすすめします。

グレーは無彩色(色みが無い色)ですので、主張しすぎることがなく、扱いやすく便利な色です。モノクロコピーを思い浮かべると分かりますが、ほとんどの情報はグレーの濃淡で表現できますし、全体にまとまった印象を与えられます。冒頭で「基本的には3色」と言いましたが、グレーなら追加しても問題ありません。

あるいは、ビジネスの場面では青も非常に使いやすい色です。なぜなら青は知的・信頼・誠実といったイメージを持ち、かつ世界中で好感度の高い色だからです。どの色を選べばいいか迷ったら青!と覚えておくとよいでしょう。

もちろん、色選びのヒントは他にもあります。自社やクライアントのコーポレートカラー、商品やサービスのイメージカラーがあれば、その色をメインカラーとすべきかもしれません。資料作成の場面に応じて検討してみてください。

まとめ

ビジネスで色を使う場面は意外と多いものです。迷った時には、今回紹介した以下のポイントを思い出しましょう。

  • 色数を絞って(基本的に3色)バランスを守る
  • 伝えたいイメージに合った色を選ぶ
  • 鮮やかすぎる色は避ける
  • 迷ったらグレーか青系でまとめる

そして「どの色がベスト?」と考えるのも良いですが、「大きく外さない」という観点も大切です。色の正しい使い方を押さえた上で、必要以上に凝りすぎることなく、資料作成に臨んでみてください。

【参考】
心を伝える配色イメージ』日本カラーデザイン研究所 (著) 講談社
色彩心理のすべてがわかる本』山脇 惠子 (著) ナツメ社

田原 未沙記