少しだけ一人の時間を
どこにも行けない。誰かとわいわい楽しむこともはばかられる。今年はせっかくの長期休みに楽しみを見出すことが難しい年となってしまいました。
また、遅れが気になる子供の学校のことや、例年と違いリモートワークの導入などで夫が普段より長時間家にいることで起こる衝突など、例年なら悩まなかった点についても頭を抱えました。そこにきて更なる悩みとなった年末年始の巣ごもりお正月。「家族一緒にいられることは幸せ」ではありますが、家族のためにフル稼働を続けるママというのは心から休む時間は限られ、オンとオフがつけにくいものです。
確かに例年に比べ「どこにも行けない」かもしれません。しかし、子供たちをパパに預け、たとえ1時間でも一人になれる時間を確保してみるだけで、知らないうちにたまったストレスから解放されるかもしれません。
「パパがいるせいで自分は負担が増えてしまった」そんな風に憎しみを感じてしまう前に。「パパお願い!」と一言いい残し、短時間でも休息をとりながら、自分のことだけを考える時間をぜひとってください。また、ご主人も「一年の仕事の疲れをとるためにのんびりしたい」と思うかもしれませんが、それは奥さんも同じです。一人昼過ぎまで寝ていないで、たまには奥さんが休息をとれているか確認してあげる思いやりを持ってみることも、コロナ禍を家族で乗り切る一つの方法ではないでしょうか。
佐渡 六花