3.交流

家族とともに過ごすことやおしゃべりが大切

<人生を楽しく生きていくうえで大切にしてきたこと>

家族と一緒に過ごす…95%
おしゃべりする…84%

100歳以上の方は、戦争や家族を失った経験などもあるためか、家族との時間やおしゃべりを、とくに大切にしてきたようです。

また「人生を楽しむためのコツ・伝えていきたいこと」では、家族やきょうだいと仲良くする、人とのコミュニケーションを大切にするなどの回答が多く、周りの人や、周りの人との関わりを重んじてきたことがわかりました。

毎日の会話を心がける

同居者と、「ほぼ毎日(週に6~7日)会話する」と回答した方は85%、「家族や友達の相談にのることがある」と回答した方は36%でした。

言葉を発することや聞くことは、脳の活性化や認知症予防にもつながりますが、やはり元気な100歳以上の多くが、ほぼ毎日会話をしている結果となりました。

また、家族や友達の相談にのるなど、頼られていたり、頭を使って考えたりしていることも伺えました。

さいごに

元気な100歳以上の方は、食事・運動・交流の3つを柱とし、健康を維持していることがわかりました。

「普通のことじゃない?」と感じる人もいるかもしれませんが、その普通のことを高齢になっても継続していくことが大切なのです。

現在、コロナウイルスの流行もあり、いままでとまったく同じ生活は困難な状況ですが、とくに高齢者は、コロナ禍でもできる範囲の食事や運動、交流をすることが大切です。

たんぱく質を多くとる、栄養バランスを考える、家の中でできる軽い運動をする(ももあげなど)、庭の手入れをする、友人や離れて暮らす家族と電話(テレビ電話)で交流する、など工夫して実践してみると良いかもしれません。

みなさんも、元気な100歳以上の方に倣って、食事・運動・交流に重きを置いてみてはいかがでしょうか。

【参考】
(※1)「令和2年 百歳以上高齢者等について」厚生労働省
(※2)「健康寿命のあり方に関する有識者研究会 報告書」(2019年)厚生労働省
(※3)「100歳100人実態調査2020」キューサイ株式会社

鈴木 咲季