年収600万円、中流世帯は800万円より貯金が上手か

Aleksei Morozov/iStock

国税庁の「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は436万円。

年収600万円というと平均よりも高い世帯です。そして、年収800万円というと平均給与の約2倍もらっていることになります。

ただ、貯金についてはどうでしょうか。年収が高くなるほど貯金しやすくなるのは事実ですが、どの程度の差があるのでしょうか。今回は証券会社で勤務経験のある元証券マンの目線で解説していきます。

年収600万円世帯の貯蓄額はどのぐらい?

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総務省の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯のうち勤労者世帯)」によると、年収600~650万円の勤労世帯の貯蓄額は1072万、650~700万世帯の貯蓄額は1278万円となっています。

その内訳は、以下の通りです。

600~650万円世帯

  • 通貨性預貯金:324万円
  • 定期性預金:403万円
  • 生命保険など:238万円
  • 有価証券:80万円
  • 金融機関外:27万円

650~700万円世帯

  • 通貨性預貯金:411万円
  • 定期性預金:384万円
  • 生命保険など:315万円
  • 有価証券:136万円
  • 金融機関外:32万円

年収600万円台では貯蓄額が1000万円を超えているので、余裕のある生活が送れているように見えます。

また、年収が上がれば貯蓄額も増える傾向にありますが、より高収入である年収800万円世帯と比べるとどうなのでしょうか。

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執筆者
山下 耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社で営業・マーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。保有資格は証券外務員一種。ツイッターは@yanta2011