定年前の今がラストチャンス。しっかり資産をつくって

収入がしっかりある50代は、資産形成のラストチャンス。目の前の小さな節約も、老後資金を貯める第一歩になります。しかし無理をして生活を切り詰め続けるのもつらいもの。あらかじめ先の見通しを立てたうえで、計画的に進めていきましょう。今、貯蓄計画を見直すことができれば、老後の準備に間に合うはずですよ。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。


【参照】
厚生労働省「国民生活基礎調査」(各種世帯の所得等の状況)
金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」各種分類別データ
1. 金融資産の状況等(4金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む))
2. 金融負債の状況等(29借入金残高(借入金がある世帯)/ 31 住宅ローン残高(借入金額回答世帯)/ 34 借入の目的(借入金がある世帯))
金融庁「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
生活保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査

古谷 梨子