お金持ちに対して「金使いが荒い」「節約とは無縁」「好きなものをなんでも買う」などのイメージを抱く人も少なくありませんが、筆者の周りのお金持ちたちはちょっと様子が異なります。節約とは無縁そうですが意外なところでケチケチしていたり、100円単位の出費を渋ったりするシーンもたくさん見てきました。そこで今回は、筆者が感じた「お金持ちがケチるポイント」について詳しく紹介していきたいと思います。

お金持ちでも節約していた!

お金持ちはその名のとおり「お金をたくさん持っている人」になるため、値段を気にせず好きなものを買えたり、低所得者よりも贅沢な暮らしをすることができます。お金をたくさん持っているということは、節約などする必要もないと思っており、筆者は長い間「お金持ちは節約などしない生き物だ」と考えていました。

しかし、超大金持ちの男性と知り合ったのをきっかけに、筆者の中の「お金持ち」というイメージが音を立てて崩れました。今回の記事では、筆者が感じた「お金持ちが節約しているポイント」について詳しく紹介します。お金持ちがどんなことを意識しながら暮らしているのか。また、どんな節約ポイントがあるのかを知ることで、本当に節約すべきところが見えてくるかもしれません。

お金持ちは「保険料」をケチる

一口に保険といっても、その種類は「終身保険」「医療保険」「学資保険」などさまざまです。筆者は長い間「大人になったら生命保険(もしくは医療保険)に加入するもの」と思ってきましたが、お金持ちの中には保険会社に支払うお金がもったいないと感じる人が少なくありません。

お金持ちの知人Iさんもそのひとり。そもそも生命保険や医療保険の目的は、病気になって入院や手術などをした場合にかかる費用を「負担できない人」、つまり「まとまったお金がない人」が安心して治療できるようにするもの。

Iさんにはまとまった貯蓄があるだけではなく、自分が死んだときに家族に残す遺産(土地や家、車など)も十分にあるため、保険に入る必要がないそうです。仕事の関係上、Iさんのところには保険会社からの勧誘が度々あるそうですが、十分な貯蓄や財産があることを伝えると、保険会社の職員もそれ以上勧誘してこないとのこと…。

お金持ちがすべて保険未加入というわけではありませんが、「もとの取れない取引には応じない」というスタンスのお金持ちは案外多いものです。

お金持ちは「無駄な外食」をしない

――お金をたくさん持っているのだから、喉が渇いたらどこかで飲み物を買えばいいのに

これは、いつもマイボトルを持参している美容サロンのオーナーを見て感じた筆者の第一印象です。「マイボトルに水を入れて会社へ持参する」。これは、「100円ちょっとのお茶をコンビニで買うのに躊躇する」ようなお金に余裕のない人や、節約家がすることだと思っていました。

毎月何百万円も売り上げを上げている有名サロンのオーナーなのに、なぜマイボトルを持参しているのでしょう。思い切ってサロンオーナーに聞いてみたことがあります。

筆者:マイボトル可愛いですね。毎日持ってきているのですか?
オーナー:そうそう!コンビニに行くとついでにいろいろ買っちゃうから、行かないようにしているの

はじめは「コンビニに行くとお菓子などが目に入って買ってしまうから、ダイエット目的なのかも」と感じていましたが、話をしていくうちに「コンビニでお金を使うのがあまり好きではない」ことが判明。なんでも、コンビニに立ち寄るとあれもこれも買ってしまって無駄使いのクセがつきやすくなるそうです。

決して外食を我慢しているのではなく「外食するときは思い切り贅沢に」、そして「我慢するところはしっかり我慢する」というメリハリを意識している姿勢が素敵だな、と感じました。

お金持ちは「手数料」に敏感!

お金持ちはなぜか、お金を引き出す際の「手数料」に敏感な人が多い印象を受けます。特に、休日や時間外に現金を引き出したり、手数料の高いコンビニでは絶対に引き出さないと決めていたりする人も少なくありません。

お金持ちの知人Sさんは特に手数料にシビアな人で、絶対に手数料のかからない時間帯や場所を徹底していました。それだけではなく、付き合う銀行を選ぶ際も「手数料はどれくらいかかるか」を意識し、休日でも手数料無料で引き出せる銀行やコンビニでの手数料がかからない銀行を優先的に選んでいるそうです。

手数料はほんの数百円のことかもしれませんが、これは「自分が意識することで浮くお金」です。お金持ちはこんな細かなところまで気を使い、きちんと自分のルールを決めて有言実行しているのだと感じさせられました。

このような姿勢こそが、お金との縁を強める秘訣なのかもしれません。

広瀬 あゆみ