現在のシニア、コロナの影響はなし⁈
シニア(664名)に現在の生活について聞いたところ、「ハッピーライフ」は81.0%、「ミゼラブルライフ」は19.0%となりました。シニアの実に8割以上が幸せなシニアライフを送れていると感じているようです。2019年の調査結果と比較してみると、「ハッピーライフ」を実感しているシニアは2019年が79.7%で2020年は81.0%と1.3ポイント上昇しました。2020年はCOVID-19によるダメージを受けた家庭も多かったのですが、シニアは2019年とほぼ変わらずに幸せを感じていることがわかりました。
ハッピーライフを実感するシニアがしていたこと
シニアに、シニアライフに向けて、どのような資産形成に取り組んでいたかを聞いたところ、「円預金」が67.0%で最も多くなりました。次いで「株式投資(国内・海外)」が29.8%、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」が25.0%、「投資信託(J-REIT含む)」が21.8%との結果が出ています。シニア予備軍も円貯金を活用していますが、ハッピーライフを送るシニアは一足先に円預金をしていたようです。
ハッピーライフには資産形成が欠かせない?
COVID-19への不安がある中でも、ハッピーライフを送れていると実感するシニアは8割以上になります。その背景には円預金や投資を含む資産形成への取り組みがあることがわかりました。シニア予備軍だけではなく、40代や30代にとってもハッピーなシニアライフのために資産形成は欠かせないといえそうです。
【参考】
「シニアライフに関する調査」 大和ネクスト銀行調べ
【調査概要】
調査対象:全国の50歳~79歳の男女1,000名
調査期間:2020年11月5日~11月6日の2日間
調査方法:インターネットリサーチ
調査協力会社:ネットエイジア㈱
川崎 さちえ