新年を迎えるにあたり、「来年こそはお金を増やしたい!」と考えている人もいるのではないでしょうか。
「令和2年版厚生労働白書」では、2040年に65歳の人が90歳まで生きる確率は、男性42%、女性68%と予想しています。人生100年時代を迎えるなか、老後資金について心配な人も増えています。
老後資金を準備するためには、自分で頑張って働くだけでなく、できればお金にも働いてもらう資産運用も考えたいところです。
それでは実際に、どのようにお金を増やしていけば良いか、そのポイントを証券会社で勤務経験のある元証券マンの筆者がご紹介します。
新年から始めるお金の増やし方、3つの方法
お金を増やそうと思ったら、節約・貯蓄・投資の3つが必要です。それぞれみていきましょう。
節約する
節約とはムダ遣いをやめることです。たとえばコンビニエンスストアに立ち寄り、目的もなしについつい買い物してしまうことも多いのではないでしょうか。また自炊が面倒だからといって、普段から外食するというのもムダ使いになります。
節約はお金の使い方を変えるだけですぐに始められ、初期費用がかからないことや、すぐに効果がでるというメリットがあります。また、たとえ収入が変わらなくても、支出を見直して出費を抑えることでお金は増えていきますので今日から実践していきましょう。
貯蓄する
節約したお金を将来のために準備していくためには、資産形成をおこなっていく必要があります。資産形成には、貯蓄と投資の2種類があります。
貯蓄とはお金を貯めることで、銀行の預金などです。銀行に預けている預金などは、基本的にいつでも引きだせるお金といえるでしょう。
また、給料などが入ったら、真っ先に貯蓄へ回すことも大きな効果があります。多くの人は余った分を貯蓄に回そうとしますが、月末にはお金をほとんど使い切ってしまい、貯蓄に回すだけのお金が残っていない場合も多いでしょう。
しかし、給料が入ってすぐに貯蓄に回すことで、最初からなかったお金として扱えます。ですから消費が抑えられ、将来に向けた貯蓄ができるのです。
投資する
教育資金や老後資金など、すぐに必要でなくても、将来のために増やしていきたいお金は、株式や投資信託などを利用した投資で増やすようにします。低金利が続いているので、預貯金ではお金を預けていてもほとんどお金が増えないからです。
一般的な投資のイメージは株式やFXの短期売買などギャンブルに近いものですが、長期・積立・分散投資を心がけることで、預貯金よりも安定的な利益を得られる可能性が高いという性質があります。
積立投資をおこなう場合、長期で資産形成を支援する国の制度として、税制面で一定の優遇制度がある「つみたてニーサ」や「イデコ」があります。
つみたてニーサを利用すれば、年間40万円までの積立投資について運用益が非課税になります。
一方のイデコは、掛金の上限が年間14.4~81.6万円と職業などによって掛けられる金額は異なりますが、運用益が非課税であるのに加え、掛金も全額所得控除、年金受給時も一定の税優遇があります。
これらの制度を利用することで、病気・失業・事故などの予想外の支出に備えながら、老後に向けた資産形成が効率的にできるのです。
まとめにかえて
お金を増やすために、今の時代は節約してお金を貯め、資産形成をしていく必要があります。
最初は少額の資金でも、長期で運用することによって大きな資金になります。新しい年を迎え、気持ち新たに資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
山下 耕太郎
