その他では、社長が「競争力のある料金を正式には来年1月に発表したい」と表明したKDDI(9433)が値を上げて3日続伸となりましたが、先日ハシゴを外された経緯もあり、引けにかけて上げ幅を縮小したことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ヤマハ(7951)
- リクルートホールディングス(6098)
- エムスリー(2413)
小売り株では、ウエルシアホールディングス(3141)などドラッグストア株の一角が売られ、とりわけ、ツルハホールディングス(3391)が一時▲5%安へ急落しました。
また、同じ小売り株ではローソン(2651)が年初来安値を更新し、前日に急落した業務スーパーの神戸物産(3038)が大幅続落となっています。
さらに、医薬品株にも下落が目立ち、武田薬品工業(4502)やアステラス製薬(4503)が値を下げ、前日の取引時間中に上場来高値を更新した小林製薬(4967)も売りに押されて大幅続落となりました。
その他では、株価上昇が続いた美容機器のヤーマン(6630)が、前々日の暴落に続き、この日も一時▲9%安に迫る急落となったことが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、再生細胞薬の国内承認遅延が確実となったサンバイオ(4592)が▲22%超安の大暴落でストップ安となり、ソレイジア・ファーマ(4597)など他のバイオ関連株も軒並み大幅安となりました。
葛西 裕一