【損するパターン③】 販売者の言葉を信じすぎる人

最近はネット証券で商品を購入する人も多いでしょうが、もちろん証券会社や銀行の窓口でも投資信託は販売されています。そして、そこの担当者にはノルマで売っている人もいます。

もちろん良心的な営業担当者もいますが、本当にその商品が素晴らしくて売っているわけではないという可能性も考慮してください。

おわりに

今まで投資信託を買ってもうまくいかなかった方は、特にパターン①、②に当てはまる人が多いのではないでしょうか。新商品やランキング上位など、わかりやすいもので判断したくなるのは、人間の性。ある意味、仕方ないことだと私も思います。

投資信託は正しく活用すれば大損する商品ではないですし、長く資産運用をしていくために、こんなに適したツールはありません。だから今後は、この3パターンを避けて、上手に得する人になっていきましょう。

仕事や趣味はもちろん、家事、育児、人付き合いと、皆さん何かと忙しいでしょう。そんな時に投資商品の人気ランキングとにらめっこしながら、売ったり買ったりをするなんて面倒くさいのではないでしょうか。ぜひ、考えなくていい、忘れていられる、でも資産は増えている、そんな投資生活を身につけましょう。

お金の不安から一生自由になれる 考えない投資生活』(福田猛 著)

福田 猛