電気代の節約5つのポイント
暖房の電気代が高い悩みを解消するには、5つのポイントがあります。
風向は「下吹き」で、風量は「自動」に設定する
暖房がついている時の風向を下向きにすることで、暖気の舞い上がりを抑えることができます。空気の特性として、冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上にいきます。もし上向に風が出るようにしてしまうと、天井付近にばかり暖気が溜まってしまうことになるのです。ちなみに吹き出しの角度は水平に対して60°以上下向きにすると効果的です。(※1)
最初から部屋全体を暖めようとしない
暖房代の節約効果としては、ソファーなど人がいる場所に向けて左右フラップを調整しながら、足下周辺を素早く暖めることも挙げられます。足元が暖かいと人は寒さを感じることなく過ごすことができます。設定温度が1度違うだけで、エアコンは10%省エネになるため、最初から部屋全体を暖めようするのではなくピンポイントを狙いましょう。(※2)
フィルターが汚れていないか確認する
フィルターが汚れていて、目詰まりがあると暖房の効果が下がってしまいます。定期的に掃除をしておきましょう。
室外機の周辺に物を置かない
室外機の吹き出し口や吸い込み口の近くに物があると、空気の循環が悪くなってしまいます。暖房効率も悪くなりますし、電気代もかかってしまいます。
日中は日光を入れる。夜間はカーテンやブラインドで熱の漏れを防ぐ
日中に部屋の中に日差しが入ると部屋が暖まります。夜になってカーテンなどでその熱を逃さないような工夫をしましょう。