20代の義妹は産後も活動的でキラキラ…比較してくる義母にうんざり

「もともとあまり体力のあるほうではなく、妊娠中もお産もただただ辛かったという感じで、マタニティライフを楽しんだという記憶はほとんどありません」と語るのはBさん。35歳で第一子を妊娠しましたがつわりが重く、また出産も緊急帝王切開が行われるなど、大変な思いをして女の子を出産しました。

「痛む傷口をかばいながら赤ちゃんのお世話をするのは想像以上につらくて、心も体もボロボロ、毎晩泣いていたのを覚えています。ひと月経っても状況は変わらず、そんな時に義母から『お宮参りはどうするの』と連絡が入ったんです。曰く、『義妹が七五三のときに来た着物を送るから、赤ちゃんと一緒にBさんも一緒に着物を着るのよ』と…。傷口が痛むので無理だと思いますと伝えても『後に残るものなんだからきちんとした写真を撮ったほうがいい』と言って譲りませんでした。フォトジェニックなお宮参りをご希望だったんでしょうね。夫からも『自分たちだけで簡素にやるつもり』と伝えてもらったのにまったく意に介さない様子で、こちらの負担を一切考えてくれない義母に腹が立ちました」

ひたすら断り続けると「後悔しても知らないからね」と捨て台詞を残して電話を切った義母にBさんもイライラが収まらず、しばらく連絡を絶ったそうです。

「それだけでも十分に嫌な思い出なのに、この話には続きがあるんです。娘が生まれてから一年ほど経った頃、20代後半の義妹も赤ちゃんを産みました。彼女はとても活動的な人で、妊娠中も友達と遊びに行ったり頻繁に出かけたりと、『これぞハッピーマタニティライフ』というような生活を送っていて…。それは産後も変わらず、SNSに豪華な手料理やメイクした姿をアップしていて、初産とは思えないほど元気に活動している様子に『私とはずいぶん違うな』と落ち込んだりもしました。」

そんな折にBさんのもとへ義母から写真付きのメールが届きます。そこに写っていたのは、大勢の親族に囲まれて晴れやかな笑顔でお宮参りをする義妹一家の姿。

「文面には『理想的なお宮参りが叶いました。やっぱりあの子はまだまだ若いから元気なのかしらね?』と。神経を逆撫でするような言葉に怒りと悲しみが溢れて、その後ますます義母とは疎遠になりました」