コロナ禍の影響で冬のボーナスが例年よりもカットとなったり、支給なしになる企業が今年は多いようです。それでも車を保有するにあたってかかってくるのが「維持費」や「カー用品の費用」。お金に余裕があれば何もかも純正品や高級品で済ませればいいのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。そこで今回は、カー用品で「ケチってもいいモノ」と「ケチってはいけないもの」を紹介していきます。

ケチってもいいモノ4選

まずはケチってもいいモノを4点紹介しようと思います。基本的には価格に開きがあってもあまり性能差がないモノが多くなっています。

ガソリン

車を走らせるうえで必要不可欠なのがガソリン。ガソリンスタンドによって値段が異なってきますが、ガソリン自体の品質に大きな差はなく、レギュラーガソリンにおいてはほぼ同一と考えてもいいでしょう。それであれば一流企業の看板を掲げたガソリンスタンドでも、そうでなくても、何を入れてもあまり変わりはありません。しかし、1円2円安いからといって長距離走ったり時間をかけるのは費用対効果が高くないのでやめましょう。

洗車グッズ

愛車を常に綺麗に保ちたいという人も少なくはないでしょう。洗車用品は千差万別ですが、洗うための洗車用スポンジやカーシャンプーは安くてもあまり問題はありません。特にシャンプーは、1cc当たりの単価を確認して安いものを買うのもありですね。

ワイパーゴム

雨が降った時などに使うワイパー。ワイパーゴムは経年劣化するので1年~1年半ごとに交換するのがおすすめですが、このゴムに関しても安いモノでもあまり問題はありません。値段の差はゴムについている成分が異なるなどで、フロントガラスに撥水加工をしている場合は撥水加工用を選択した方がいいですが、そうでない場合は安いゴムで十分でしょう。

ウォッシャー液

窓の汚れを洗い流すために使うウォッシャー液も安いもので十分。油膜取りや撥水剤が混ぜられているタイプもありますが、汚れを落とすだけなら安いタイプでも水道水でも十分です。ただ真冬に水道水だと凍ってしまいますので、ウォッシャー液の希釈濃度を確認して使用しましょう。

ケチってはいけないモノ5選

次にケチると後悔してしまうものを紹介していきましょう。ここは主にメンテナンスにかかわるものが中心になってきます。

バッテリー

最初に重要なのがバッテリー。バッテリーが弱ると最悪の場合エンジンがかけられなくなってしまう、いわゆる「バッテリー上がり」となってしまいます。最近の車は電気をよく使う部品を多用しているので、高くても純正品もしくは高性能バッテリーを選択したいところです。

安価なバッテリーは比較的寿命が短く充電できる容量が少ないので、毎日通勤などで車を使う人以外は避けた方が無難です。

タイヤ

タイヤは車で唯一地面と接する部分。ここをケチると大変な目に遭うことがあります。国内メーカーのタイヤの半値以下で買えるような、いわゆる「アジアンタイヤ」と呼ばれるようなタイヤは路面が濡れているときの性能が弱いものが多いようです。橋の継ぎ目などで滑ることもあるので、タイヤは高くても性能の良い安心できるものを選択しましょう。

エンジンオイル

エンジンオイルはエンジンの洗浄や冷却を担う部分。人間でいえば血液のようなものです。あまり乗らないからといって安価なオイルを選択する方もいるようですが、質の良いオイルを選んでおく方が車にも優しいです。100%化学合成油などを選択肢にいれてみると良いでしょう。

リモコンキーの電池

最近の車は鍵を身に着けておくだけで鍵の開け閉めやエンジンスタートができるようになっていて、常に電池を消耗します。電池の交換は自分自身でできる簡単な作業ですが、ここで使う電池を安いモノにするのは避けた方が無難だといえそうです。安価な電池はなぜか持ちが悪い場合があったり、液漏れした…などの声を良く耳にします。

工賃や整備費用

点検や部品の取り付け、修理などで整備工場にお願いすることもあるでしょう。その際に「工賃が高いから値引く」という行為は避けた方が良いといえます。工賃や整備費用はプロに支払う「対価」でもあり「安心料」でもあります。

工賃は整備士の1時間当たりの作業料金ですので、それを値引くということは作業を急がせてしまうということ。悪質なお店の場合は手抜きをされてしまう場合もあるようです。これが顕著に出るのは板金塗装。安価にすればするほど時間の経過で修理した部分が目立ってしまうこともあります。

おわりに

車を維持するのにはお金がかかります。節約できる部分は節約をして有意義なカーライフを送りたいですね。

宇野 源一