結婚式の実施率も増加

「ハレの日」消費の1つ、結婚式も10~12月期に増加しています。4~6月期、7~9月期はともに0.5%前後の実施率だったのですが、10~12月期には1.0%程度と約2倍になりました。

まとめ

COVID-19で落ち込んだ日常消費の回復は、まだまだこれからのようです。ただ国内旅行や結婚式など「ハレの日」消費は回復が見られました。しかし政府の観光支援策「Go To トラベル」事業は、2020年12月28日~2021年1月11日まで全国一斉停止にすると発表されました。この「ハレの日」消費の回復は、今後の政府の方針により変わってくるでしょう。ただ、感染への予防対策は絶対に必要です。気を引き締めながら、消費活動を行っていきましょう。

【参考】

Withコロナ社会の消費者心理の変化を捉える定点調査」 ㈱矢野経済研究所

【調査概要】

調査時期:4~6月期調査:2020年6月10日~6月12日、7~9月期調査:7月31日~8月3日、10~12月期調査:10月30日~11月2日
調査対象:6世代注(しらけ世代、バブル世代、団塊Jr世代、ポスト団塊Jr世代、プレッシャー世代、ゆとり世代)の男女
調査地域:三大都市圏(首都4都県、東海4県、近畿4県の政令指定都市、中核市、施行時特例市)、その他都市圏(三大都市圏を除く同県の中核市と施行時特例市)、地方圏(その他)
調査標本:各回とも3,600標本(2性別×6世代×3地域圏×約100サンプル)
調査方法:インターネットアンケート調査方式、単回答
調査対象6世代の年齢区分は以下の通り(10~12月期調査時点の満年齢で表示)
 しらけ世代:55歳~61歳(1959/4/2-1965/4/1生)
 バブル世代:49歳~55歳(1965/4/2-1971/4/1生)
 団塊Jr世代:45歳~49歳(1971/4/2-1975/4/1生)
 ポスト団塊Jr世代:37歳~45歳(1975/4/2-1983/4/1生)
 プレッシャー世代:33歳~37歳(1983/4/2-1987/4/1生 )
 ゆとり世代:24歳~33歳(1987/4/2-1996/4/1生)

「【更新】Go To トラベル事業の取扱いについて」Go To トラベル事務局

渡辺 ももえ