不安を表面化し、その都度折り合いをつければよかった
おめでたいからでも、当たり前だからでも、母親になるからでもなく、不安を感じたらそのたびに自分の本音に気付き、話を聞いてくれる人に相談したり、気持ちを発散すればよかったと今では思います。
不安と向き合うことで相談をしたり、モヤモヤした気持ちを発散させたり、また悩みに折り合いをつける具体的な対策をとることもできたでしょう。たとえば産後も周囲の協力を得ながら仕事を続けるなど、生活自体も今とは違ったものになったかもしれません。
不安を精神論で押さえ込むと、心身の健康に影響を及ぼす可能性も出てきます。中には精神論で乗り切るよう諭す人もいるかもしれませんが、友人やパートナー、自治体の妊娠相談ホットライン※などで話を聞いてくれる相談相手を探してみることが大切でしょう。
※参考:東京都 妊娠相談ほっとライン
西谷 都