ナースあるある④プライベートな場面でも専門的な言葉を使いたがる

これは、さきほどの「排泄物の話」と似た部分があるかもしれません。医療従事者は、何かと日常会話でも病院内で使う言葉を使ってしまいがちです。いくつかご紹介しますね。

【QOL(生活の質)】

使い方1「最近、残業多すぎてQOL下がってるわ」
使い方2「彼氏(彼女)できてQOL爆上がり」

プライベートの充実度合いを表現するのに用いられます。

「お大事に」

友人などと別れる際に、つい「お大事に」と声をかけてしまうことがあります。これは完全に職業病といえるでしょう。

【褥瘡(じょくそう)】

床ずれのことを「褥瘡」と言います。初期に習う医療用語なので、ひよっこの看護学生の頃から使いたがる人が多かった記憶があります。

褥瘡は、長時間同じ姿勢でいることで、皮膚が圧迫され、引っ張られることによってできます。
その褥瘡ができるメカニズムなどから色々な使われ方をします。

使い方1:「座りすぎて褥瘡できそう」(硬い椅子にずっと腰かけていたときなど)
使い方2:「この靴新品だから褥瘡できそう」(要するに「靴ずれ」のこと)

「10時?それとも22時?」

自分自身が歯医者さんで、「次は10時の予約でいかがですか?」と言われた時のこと。

「10時ですか?22時ですか?」と確認してしまったら、「そりゃ朝に決まっているでしょ」と爆笑されてしまいました。

思い返すと、時刻を24時間で表すことなども、「看護師あるある」のひとつかもしれません。

医療は24時間体制。薬の投与時間などを12時間表記で書かれていると、朝なのか夜なのかわからないため、24時間表記が染みついているのです。

そんななわけで、やたらと24時間で時間を表す人は、看護師または昼夜関係ない職業の方の可能性がありますね。