東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は38日ぶりに2,000億円を割り込む
東証マザーズの出来高は8,287万株、売買代金は1,857億円となり、いずれも前日より減少しました。
売買代金は150日連続で1,000億円を超えるなど高水準を維持しましたが、38日ぶりに2,000億円を下回るなど、個人投資家の様子見スタンスが明らかに強まっているようです。
また、全体的に利益確定売りが出たこと等から、株価指数も▲2%超安の大幅反落となり、終値は再び1,200ポイントを割り込みました。
村田製作所が実質10連騰で年初来高値更新、主力小型車のHV化で日産自動車が急騰
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- 信越化学工業(4063)
- ファナック(6954)
ハイテク株では、ソニー(6758)、日本電産(6594)、オムロン(6645)、HOYA(7741)など大幅高で年初来高値を更新する銘柄が多く見られ、とりわけ、村田製作所(6981)は怒涛の10連騰となりました(注:変わらずの1日を含む)。
また、自動車株も買われ、フルモデルチェンジを実施した小型車「ノート」を全車ハイブリッド化した日産自動車(7201)が一時+9%高に迫る急騰となり、ホンダ(7267)も取引時間中に10カ月半ぶりの年初来高値更新となりました(終値は小幅安)。
その他では、ドラッグストア株の一角に見直し買いが入り、マツモトキヨシホールディングス(3088)やサンドラッグ(9989)が年初来高値を更新したのが目を引きました。