もう一つの方法は老後資金のための資産運用を始めること

老後資金を増やすための方法として、資産運用を取り入れるということもあります。

日本人にとってはまだ馴染みのない資産運用ですが、国が個人の資産運用の機会を設けるために「イデコ」や「つみたてニーサ」といった非課税枠のある資産運用の制度をつくっています。

この「イデコ」「つみたてニーサ」というワードは最近よく耳にする、目にするという方も多いのではないでしょうか。

簡単にいうと「イデコ」は自分の年金を自分で準備するための資産運用の制度で、「つみたてニーサ」は長期的に資産運用をするための制度となります。

国の制度であるため税金のメリットを享受出来る点は資産運用初心者にはおすすめなのですが反面、自分で口座を開設して自分で運用する商品を選んでと全部自分で決めなければならないなど、いくつかのデメリットもあります。

本当に自分の目的と合致しているかはよく確認してから始めると良いでしょう。

資産運用の成功のポイントは20年以上の時間をかけて運用すること、毎月決まった金額を投資していくつみたて投資をすること、今後も経済成長が見込めるものを選んで投資することです。

短期間の運用ではハイリスクな割にリターンは安定せず失敗してしまう可能性が高くなります。じっくり時間をかけながらリスクとお金を分散させて確実なリターンを狙っていきましょう。

自分で資産運用を始めるのが難しそうだなと不安な方は、FP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(インディペンデントファイナンシャルアドバイザー)といわれるお金の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

選ぶポイントは幅広い知識と商品を提供してくれること、商品から先に勧めず、きちんと話を聞いてくれるところがおすすめです。
いくつか比較して自分に合うアドバイザーを見つけてみてください。