では次に国民年金の平均はいくらかを見ていきましょう。

国民年金の平均年金月額とは

では次に国民年金の平均はいくらかを見ていきましょう。

平均年金月額は5万5,708円となっています。

厚生年金では受給額の幅がとても広くなっていましたが、国民年金の場合はどうなるでしょうか。

国民年金の年金月額別受給者数とは

国民年金の年金月額階級別老齢年金受給権者数確を認してみましょう。

  • ~1万円:83,022人
  • 1万円~2万円:314,832人
  • 2万円~3万円:991,875人
  • 3万円~4万円:3,083,098人
  • 4万円~5万円:4,704,912人
  • 5万円~6万円:7,494,438人
  • 6万円~7万円:14,204,935人
  • 7万円~:1,787,336人

国民年金の場合は、そもそも受給出来る金額には上限があるため、厚生年金ほどの開きは出ていません。

5万円~6万円の層が一番多くなっており、いずれにしても国民年金だけでは老後の生活費は賄えないことが分かります。

老後資金を少しでも増やすには

厚生年金でも受給額が少ないかもしれないという方や、自営業フリーランスの国民年金の方は老後資金を少しでも増やす工夫が必要になります。

もし健康に自信がある方で老後も働くことを前提に考えている方は、年金の受給開始年齢を繰り下げる方法を取ることで年金受給額を増額することが出来ます。

厚生労働省の「第15回社会保障審議会年金部会資料」を参考にすると、現状年金の受給開始年齢は原則として、個人が60歳~70歳の間で自由に選ぶことが出来るようになっています。

65歳より早く受給を開始した場合は繰り上げとなり、年金の月額は減額され最大で30%減となります。

一方、65歳以降で受け取りを開始した場合は繰り下げとなり、年金の月額は増額され最大で42%の増額となります。


増額率は繰り下げ受給の場合、1月当たり0.7%増額となり、具体的には下記のようになっています。

請求時の年齢

  • 66歳時・・・8.4%
  • 67歳時・・・16.8%
  • 68歳時・・・25.2%
  • 69歳時・・・33.6%
  • 70歳時・・・42%

このように受給開始年齢が上がるほど、受給額も増額されます。

今後は75歳まで受給開始年齢が選べるようになってくると予定されていますから、このまま同じ増額率であれば受け取る年金もより多くなりますので、覚えておいて損は無いはずです。