コロナをきっかけに節約したことは?

COVID-19が家計に影響していないとはいえ、節約を意識することもあるでしょう。実際に何を節約したのかというと、「外食費」が46.0%で最も多く、次いで「レジャー・娯楽費」の38.1%、「交際費」26.3%となりました。感染拡大防止のための外出自粛の期間もあり、その延長として外食やレジャーを控えるようになったのかもしれません。

 今年の家計を表す漢字は「苦」

回答者に「今年の家計の漢字を聞いたところ、「苦」(自由回答で92件)が最も多くの回答を得ました。ただ半数以上の家計でCOVID-19の影響がなかったこともあり、「平」(57件)、「普」(53件)、「並」(47件)といった安定をイメージさせるような漢字も挙げられています。

まとめ

COVID-19への感染防止のために外食やレジャーに行く機会が減り、必然的に節約につながった家庭もあるでしょう。一方で50代や60代は預貯金が昨年に比べて大幅に減っていますし、0円の世帯も決して少なくありません。COVID-19の影響は来年も出てくるでしょう。家計を守っていく姿勢は、今後も続きそうです。

【参考】

夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020」 スパークス・アセット・マネジメント調べ

【調査概要】
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする 20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女
調査期間 :2020年10月16日~10月17日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数 :1,000サンプル
実施機関 :ネットエイジア㈱

渡辺 ももえ