私も主婦なのでママ友たちの気持ちは痛いほど分かるのですが、次々出てくる愚痴を聞きながら頭の隅で思っていたのは
「この時間で仕事ができたら、その分報酬になるのに!」
でした。
私はフリーランスで在宅ライターの仕事をしており、成果型報酬を得ています。仕事につぎ込んだ時間の分だけ自分の報酬となるため、早めに家に帰って仕事をしたほうが稼げます。しかし、相手は気も合う、今後も仲良くしていきたいママ友たち。話をぶった切ってまで「ごめん、帰るね」と言う勇気は、チキンな私にはなかったのです…。
このことを夫に話すと、「〈時は金なり〉と言うし、今後は付き合い方を考えた方がいいかもね」との回答があり、なるほど!と思ったことを鮮明に覚えています。
お金も重要ですが、同じくらい「時間」は重要なものです。過ぎた時間は戻せません。自分が少しでも「無駄」と感じてしまっているなら、少々薄情かもしれませんが、付き合い方を改めるのもアリですよね。今後はランチの回数を減らそう…と心に誓った出来事でした。
「安物買いの銭失い」…プチプラ服も一長一短
これは私の友人の話ですが、「安物買いの銭失い」を実感したエピソードがあります。
彼女はおしゃれが好きで、服や小物アイテムは流行のものを欠かさず手に入れていました。彼女のワードローブは、低価格帯のいわゆる“プチプラ”のお店で買ったものがほとんどです。
そんな彼女、服はまだ着られる状態のものでも1シーズン着たら捨ててしまうそう。「えっ、まだ着られるのにもったいない!」と言うと、「だって安いから、捨てることに対して罪悪感がないの」との答えが返ってきました。