東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、売買代金は34日連続で2,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億1,044万株、売買代金は2,193億円となり、いずれも前日より減少しました。

売買代金は146日連続で1,000億円を超え、34日連続で2,000億円を上回るなど高水準を維持していますが、やや様子見スタンスが強まった印象です。

なお、株価指数は前日の急落の反動もあり、3日ぶりの反発で引けましたが、終値1,200ポイント回復はなりませんでした。

5G関連で村田製作所が約21年ぶり高値更新、美顔器需要の増大期待でヤーマンが爆騰

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • エムスリー(2413)
  • オムロン(6645)
  • 安川電機(6506)

下落が目立ったハイテク株の中で5G関連が物色され、村田製作所(6981)が20年7カ月ぶりの高値を付け、太陽誘電(6976)も19年10カ月ぶりの高値となりました。さらに、DX関連では富士通(6702)とNEC(6701)も堅調に推移しましたが、上昇は限定的となっています。

また、コロナ第3波襲来で外出自粛が相次ぐことを見据え、ツルハホールディングス(3391)やスギホールディングス(7649)などドラッグストア株が買い戻されましたが、わずかな上昇に止まりました。一方で、小林製薬(4967)は大きく値を上げて再び上場来高値を更新しています。