小学校に入ると子供のお友達をすべて把握するのはなかなか難しいものです。特に男の子は母親にあれこれと報告することが減っていくため「学校でどんな子と遊んでいるの?」なんて心配になるのではないでしょうか。

また、幼稚園時代の様に親同士が顔見知りではないのも悩みの原因です。実際に付きあいたくないようなご家庭に限って、そのお宅のお子さんと付き合わなければいけないシーンが身近に潜んでいたり。そんなお悩みみなさんは抱えていませんか?

放置子は身近に存在する?

小学1年生のお子さんを持つHさん。お子さんが帰宅する際に家にいてあげたいと考え、午前中のみパートタイムでお仕事をしているそうです。低学年のお子さんたちは帰宅の際に声が聞こえてくるため、Hさんは玄関で「おかえり」を言うためにしばし外に顔を出すこともあるそうなのですが、そこでちょっと気になる光景を目にしたそう。

「息子はだいたいクラスメイトと一緒に帰ってくるのですが、最近1人学年が違うお友達が混ざっていることに気が付きました。息子によると『2年生のお兄さん』だそうで、息子たちのグループに何かと世話を焼いているようでした。

ただ、ちょっとの時間見ていただけでも、その子の様子が気になって。1年生同士が楽しく会話しているだけなのに『そんなこというな!』と急に怒鳴ったり、軽くですが叩いている姿を目撃してしまったんです。『手をあげたらだめだよ』と注意したのですが、その子としては『下級生が悪いことをしたから教えてやった』と思っているようで…。息子たちも楽しく過ごしていただけなのに、必要以上に絡まれてちょっと困惑しているようでした」

以来、その2年生の存在を意識するようになったHさん。しばらく観察していると、登下校だけでなく、帰宅後もゲーム機を片手に道やマンションのエントランスに1人でふらつき、誰か遊んでくれそうな人を探している様子に気づいたそうです。

「これはもしや放置子系?と初めてのことに戸惑いました」