最近は家具や車といった製品のシェアリングやサブスクリプション(定額制課金)が人気ですが、同手法を家電商品にも用いて新規客開拓につなげたい考えです。
気になる話題の製品を「わずかな金額で必要な時に必要な期間だけ使える」ことがコンセプトで、新製品を発売日からレンタルすることも可能です。製品はすべて動作確認済みで、万が一の故障時には交換にも対応し、気に入って購入する際には新品と取り替えるなど、顧客視点でのサービスを展開します。
10月から年末までは「ワンコインキャンペーン」を開催し、調理家電や理美容家電、パソコン、ヘッドホンセットなどを500円でレンタルしています(1家族、1商品、1注文限定)。
まとめ
新型コロナでは今後も、感染増加の波が繰り返しやってくることが予想されます。三密を避ける状況が続く中、今後もさまざまな家電製品が通販で売れていくことでしょう。配送・設置やフォロー態勢が充実していたり商品を気軽に試せたりという、ユーザー視点に立った2社のサービスは、ウィズコロナ時代の企業成長につながる重要なカギと考えられます。
【参照資料】
「通販・通教・EC 2019年度 売上高ランキング〈トップ500〉」(日本流通産業新聞)
「ジャパネットたかた ご利用ガイド」(ジャパネットホールディングス)
株式会社ストリーム 令和2年1月期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ストリーム 令和3年1月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
通販研究所・渡辺 友絵