その他では連日の急落になるなど売られていた任天堂(7974)が5日ぶりに急反発し、「PS5」を発売したソニー(6758)も比較的堅調に推移したことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- 電通グループ(4324)
- 塩野義製薬(4507)
- 中外製薬(4519)
新型コロナウイルスワクチン開発の大幅進展を受け10日(火)に買い戻されたばかりの輸送・旅行関連株でしたが、新規感染第3波が本格化したことで早くも軒並み大幅安となりました。
東海旅客鉄道(9022)や日本航空(9201)が▲4%安近い大幅下落となり、エイチ・アイ・エス(9603)も一時▲8%安に迫る急落となりました。
また、第3波で再度の営業時間短縮が現実味を帯び始めたことで、鳥貴族(3193)など居酒屋株や、すかいらーくホールディングス(3197)などファミレス株が大幅安となり、三越伊勢丹ホールディングス(3099)や高島屋(8233)など百貨店株は揃って▲5%安の急落となりました。
さらに、都心オフィスの空室率の上昇を受けて三菱地所(8802)など不動産株が大幅安となっています。
その他では、前日発表した決算で直近四半期の営業赤字が判明した電通グループが一時▲11%安へ迫るまで暴落したことが目を引きました。
葛西 裕一