夫に「お前はもう、鬼滅のグッズを集めること自体が目的になってる。ステッカーとかクリアファイルとか、持っていても使わないのに何で買うの?」と、こんこんと諭された…というHさん。
「もう、当分鬼滅のグッズ買うのは禁止!というよりも、缶バッジだのキーホルダーだの、アクリルスタンドだの、要らないでしょ? 娘だって見向きもしてないじゃん」と、ついにご主人から「鬼滅グッズ禁止令」が発令される事態となりました。
なぜそんなに鬼滅のグッズを目の色を変えて集めていたのか…という問いにHさん、「なんだろ、自分の鬼滅愛をアピールしたかったのかもしれませんね」
いつの間にやら子供以上に鬼滅沼にはまっていたようです。
まとめ
回転寿司チェーンの「くら寿司」は、鬼滅の刃とコラボキャンペーンを行った結果、なんと10月の全店売上高が前年同月比の133.4%(速報値)を記録。鬼滅とのコラボ缶コーヒーを販売したダイドードリンコは、直近(9月21日〜10月20日)の販売本数が前年の5割増し…。もはや、冷え込んだ日本経済を鬼滅が救っている…といっても過言ではないかもしれません。
鬼滅についつい財布のひもが緩んでしまった2人のママ。「くだらない」「ムダ遣い」で片付けるのは簡単ですが、彼女たちもこうして日本の経済を回しているんだと思うと、それはそれで「アリ」のような気がするのです。
【参考】
「『鬼滅』の興行収入204億円に 国内歴代5位、公開24日で」(2020.11.9 共同通信社)
くら寿司「月次報告」(2020.11.2付)
ダイドーグループホールディングス「2021年1月期 10月度販売状況のお知らせ」(2020.10.26付)
大中 千景