「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、7カ月連続で対前年同月比マイナス成長に(2020年10月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の2020年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年11月6日に更新されたカッパ・クリエイトの2020年10月既存店売上高は、対前年同月比89.6%。内訳は客数87.3%、客単価102.7%であり、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずにマイナス成長となっています。

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また全店売上も88.5%と、既存店・全店ともに対前年同月比80%台後半のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高については、前期マイナス成長となったのは7月(96.7%)と3月(76.9%)の2カ月のみであり、堅調な推移を見せていました。しかし新型コロナウイルス問題の影響から今期はこれまで7カ月、全ての月がマイナス成長です。ただし4月の対前年同月比48.5%を底に回復傾向にあり、10月の89.6%は今期の最高値となりました。

全店売上高を見ると、前期はプラス成長とマイナス成長がいずれも6カ月となりました。今期は既存店同様に全ての月がマイナス成長で、10月が今期最高値となっています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成しました。しかし本年2月からの株式市場全体の下落とともに、3月は1,024円まで下落。

その後の反発により5月後半に1,500円台を回復した後、いったん1,200円台まで下落しています。8月から再上昇して9月に年初来高値1,668円に到達したものの、現在は若干下がった1,400円台で取引されています。

新型コロナウイルス問題の影響を受け、既存店・全店ともに今期は全ての月で売上高の対前年同月比マイナス成長が続いています。回復は見られるものの、いつプラス成長に戻れるかが注目されます。

カッパ・クリエイトの過去1年の株価推移

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参考資料:売上報告(2020年度)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。