アインシュタインが絶賛する「複利効果」をもたらす金融商品は?

預金以外で複利運用が可能なのは?

こうして考えると、定期預金もかなり複雑な金融商品になります。預けるのは簡単でも継続する際に条件が付いてくるのは、預金者にストレスがかかります。

一方、預金以外の金融商品で複利運用が可能なものは意外と少なく、筆者が知る限り、投資信託(資産成長型・無分配型)くらいしか見当たりません。

株式でもできそうですが配当を同じ株式に再投資するのは難しく、企業の経営状況によっては、配当が出ないこともあります。最近注目されている金投資も、金はもともと利息を生みませんから再投資は不可能です。

定期預金も悪くはありませんが、利息はほとんど付きません。消去法ではありませんが、結局、小口の長期投資で複利運用するには投資信託(資産成長型・無分配型)しかないのです。

もっとも、その投資信託もかなり長期的にプラスリターンが見込めるもの、という条件は付いてきます。ここが難しいところなのですが…。

太田 創(一般社団法人日本つみたて投資協会 代表理事)

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執筆者
太田 創
  • 太田 創
  • 一般社団法人日本つみたて投資協会 代表理事

関西学院大学卒。1985年、三菱銀行入行。1988年より約10年間、ロンドンおよびサンパウロで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。その後、2000年からシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。現在は一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。主要な著書には、『ETF投資入門 』(日経BP 2008年)、『お金持ち入門』(実業之日本社 2015年 共著)、『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版 2019年)などがある。