筆者の夫も車の運転をしている最中「クソっ」などと悪態をつくことがありますし、筆者自身も仕事柄、キャッチーなスラング系の言葉を使用することがあります。娘の言葉づかいを注意すると同時に、自分自身の言葉づかいも見直さなければいけないなぁ…と思った次第です。
ところで、その後娘の言葉使いは美しくなったのか…その答えは残念ながら「NO」。むしろ年々、「使ってほしくない言葉」が増えてきているように思います。
「〜じゃね?」「マジないわ〜」「やべ」…などなど、スラング系のボキャブラリーが増えていく娘にあきれるのを通り越して、感心すらしてしまいます。
きっと娘も、友達との会話の潤滑油的な役割でスラング系の言葉を使っているはず。そこで娘とは「死ね」「殺す」など、人を傷つける言葉、人を不愉快にさせる言葉だけは絶対に使わないことを約束。そのうえで「使ってほしくない言葉」の中でも「まぁまぁ許容範囲」の言葉には目をつぶってあげなければいけないのかもなぁ…と思っている筆者です。
まとめ
娘が「使ってほしくない言葉」を使用したことで、ひとつだけ良かったことがありました。それは「大人が意識して美しい言葉を使うようになった」ということです。
もしかしたら自分たちが良くない言葉を使っているのがいけないのかも…そう思うと、自然と娘の前では言葉を選んで話すようになりました。
子供が「使ってほしくない言葉」を使ったときは、なぜいけないのかを説明できること、子供に「美しい言葉のシャワー」を意識して浴びせてあげること、このふたつの対策をしておけば、ひとまず安心なのではないでしょうか。
【参考】
「お子様に大切にしてほしい言葉、使ってほしくない言葉はなんですか?」(バンダイ)
大中 千景