年収600万円世帯。みんなの貯蓄額はどのくらい?

ただお金を置いておく時代は終わった

現代はただお金を銀行預金として置いておくだけで利益が出るというような時代ではなくなりました。しかしその代わりに今は多種多様な金融商品が出ています。例えば昔は教育費用を学資保険として積み立てていた人が多いかと思いますが、現在は学資保険以外でも金利の良い積み立て方法がたくさん確立され、つみたてNISAで貯める方法、終身保険の教育費用プランで貯める方法など、さまざまな選択ができるようになっています。

多様な商品が出ている中で、何を選べば良いのか難しいと思う方も多いでしょうが、自分で調べることが難しければファイナンシャルプランナーや保険ショップなどのプロの意見を聞きながら、少しでもお金が増えるような貯蓄の仕方を調べていくことが大切です。

そして運用に目を向けるにあたって大事なのは、家族のそのときの状況に合わせて、流動性のある貯蓄とそうではない長期運用としての貯蓄をしっかり切り分けていくということです。将来のために運用にたくさん回したいという方もいるかもしれませんが、目の前に控える大学入学費用や住宅ローンの繰り上げ返済、急病などに備える費用など、流動性のある貯蓄はいくら必要なのか、どのくらいを運用に回せるのかをしっかりと考え、資産を管理していくことが大切だといえるでしょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

【参照】
国税庁「民間給与実態統計調査の調査概要
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」8-2年間収入階級別

多田 秋

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執筆者

金融業界・教育業界での職務経験を経て、結婚後はwebライターと大学受験に関する仕事に携わっています。小学校・中学校・高校の第一種教員免許保持者。銀行での勤務経験を活かした年金・貯蓄に関する記事や、探究心強めな性格を活かした生活に役立つ記事を執筆しています。