東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は133日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は8,228万株、売買代金は2,060億円となり、いずれも前日より減少しました。

売買代金は133日連続で1,000億円を超え、21日連続で2,000億円を上回りましたが、個人投資家もやや様子見スタンスを強めたと見られます。

また、株価指数も小幅安ながら続落となりました。この日も一時1,200ポイントを割り込む場面が見られるなど、不安定な値動きは継続しています。

業績見通し上方修正のソニーが急騰、ぐるなびは一時▲20%安でストップ安の暴落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソニー(6758)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • TDK(6762)

前日に通期業績(2021年3月期)の業績見通しを上昇修正したソニーが一時+7%高へ急騰し、終値もほぼ同水準を維持しました。意外に思うかもしれませんが、ソニーが日経平均株価の上昇寄与トップになることは極めて珍しいことです。

また、前日に爆騰して上場来高値を更新したシマノ(7309)が続伸し、医薬品株では通期業績予想を引き上げた大日本住友製薬(4506)が一時+9%超高へ急騰しています。

その他では、ニトリホールディングス(9843)による敵対的買収実施の発表が間近と報じられた島忠(8184)が急騰して年初来高値を更新したことが目を引きました。