定年後の収入はどのようにして得る?
平均寿命が延び、昔に比べて老後の時間がぐっと長くなった今。定年後の主な資金源は年金・退職金・貯蓄になりますが、それ以外にも収入があればより安心です。その確実な方法のひとつとして、就労があげられます。現在の勤務先で再雇用制度を利用したり、シニア世代に特化した転職サイトで仕事を見つけたりするほか、得意分野を生かして独立をするという人も。
【高齢者雇用安定法の改正】
少子化が進む今、高齢者の雇用促進の一環として環境整備を目的とした法律。令和3年4月から、個々の労働者のニーズや多様性を踏まえて70歳までの就業機会確保が企業の努力義務となります。定年が70歳に引き上げられるわけではないですが、70歳まで働き続けることが可能になるため、それに合わせて年金受給を遅らせることで年金額をアップさせることも期待できます。