遠方に住んでいるため、こまめに時間を見つけて片付けに行くということもできず困っていたところ、遺品整理専門のサービスがあることをネットで知りました。そこで頭をよぎったのが、「いっそプロに頼んだほうがいいのでは?」ということ。
確かにプロに頼んだら楽だけれども…と葛藤の中、義母の遺品整理を自力で進めるのか、それとも専門業者の力を借りるのか。今の状況を解決するにはどちらが合っているのか、頭の中で一度シミュレーションしてみることにしました。
「遺品整理」で解決すべき問題の優先順位は…
自分が納得のいく方法で整理できるのはどっち?
この点に関しては「自分で整理する」に1票です。義母が残した大切な遺品ですので、しっかりと最後までやり遂げたいと感じていました。自分の手で整理するので、費用も発生しません。
適切な方法で分別・処分できるのはどっち?
これは「専門業者に頼めたら助かる!」と強く思いました。
義母の荷物は形見分けをせず、ほぼそのままにしています。遺品は多種多様でした。衣服や雑貨、布団などは特に引き取り手もおらず、整理・分別する労力も大変なうえ、大型のものは処分するにも費用がかかってしまうというダブルパンチです…。
その点、業者ならば料金・プラン内であれば作業内容は依頼主の自由に決められることもあり、さらに分別作業とその後の処分まで引き受けてくれる業者もあります。
ただし、業者に頼めば料金が発生します。業者によって違いがありますが、遺品整理の料金は部屋の広さで決まり、1Kだと3万〜5万円程度を提示している業者が多いようでした。物が多いとなると、もう少しかかるかもしれません。お金が絡むのであれば、少々慎重に考えるべきと思いました。