皆さんは、何人くらいのママ友がいますか? 人間関係の構築が苦手な筆者は、ママ友と呼べる人はゼロに近しい数です。そもそもどこからがママ友なのか普通の友人なのかの定義も曖昧で、ママ友ってどういう存在なのだろう…と思いにふける夜もあります。
そんな風に感じるようになったきっかけは、数年前に体験したあるママ友からの一言でした。ここでは、ママ友ほぼゼロの筆者がママ友はいらないと思うように至った理由についてご紹介します。
ママ友って面倒!と思う理由
思ったことは素直に口にしてしまったり、お世辞をいったりするのが苦手な筆者は、もともと人付き合いが得意な方ではありません。しかし、子ども同士の付き合いから発展するママ友付き合いでは、相手の意見に合わせたり集団の輪から大きく外れないようにしたりと、何かと気を使うことばかり。
また、ママ友集団にはほとんどの場合、「ボス的存在のママ」がいるんですよね。筆者が知る限り、ボスママは何かとママ友集団をまとめたがります。自分が気に入らないママや子どもの悪口を陰で広げ、その話でお茶を飲んでいる人すらいました。
基本的に大人数で群れるのが苦手な筆者は、聞きたくもない陰口に笑顔で相づちを打たなければいけない空間は、苦痛でしかありませんでした。つくづく「ママ友って面倒だな」という気持ちが強くなる一方で、気力が続く限りママ友関係を良好に築かなければという焦りを感じていたのも事実。
なぜそこまでしてママ友付き合いをするのかというと、理由はただ一つ。母親の失態が、直接子どもに影響を与えてしまう可能性があるからです。
母親のせいで、子どもが仲間外れに?
子どものためにと、何とか無理をしてママ友付き合いをしていた筆者ですが、あるときそれも我慢の限界に達してしまいました。いつもならフレンドリーに話しかけてきてくれていたボスママのMさんが、急に筆者に近づいてきてこう言いました。
「うちの子どもが○○くん(筆者の息子)にバカっていわれたと泣いて帰ってきましたが。どういうことですか?」
その場ですぐMさんに謝罪しましたが、全て筆者の息子が悪いという口調に引っかかるところがあり、このように返答しました。
『バカといってしまったことはすみません。ですが、我が子も何もないのにバカといわないと思います。息子さんが帰宅されたら、詳しい事情を聞いてくださいませんか?』と。
するとMさんは急に不機嫌になり、立ち去っていきました。まるで「我が子は完全な被害者なのよ」といわんばかりの表情をして…。
その翌日から、息子はMさんの息子から避けられるようになりました。筆者がMさんに投げかけた一言がMさんの気分を害してしまったことは確かですが、母親の関係が子どもにまで影響してしまうとは…。改めて自分の未熟さを感じ、あの場でMさんに反論した自分を責めました。
その後、1週間ほどでMさんの息子と我が家の息子はいつも通りの仲に戻り、一件落着したわけですが、親の影響は絶大なのだと確信したのです。「(場合によっては)言いたいことは我慢して、相手の様子に合わせることも大切なのだ」とこの出来事で学びました。
ママ友とは適度な距離を保つ
そんな経験からか、どうにもママ友付き合いが苦手になってしまった筆者。自分が嫌われるならまだしも、愛する我が子にも影響が及ぶとなると、身勝手に発言することなどできません。
どんなに仲がいいと思っているママ友でも、子ども同士のトラブルから亀裂が入ってしまうこともあります。その逆もまた然り…。
ママ友間のトラブルが子どもにも影響を与える可能性があると知り、ママ友付き合いは慎重にしなければならないと感じさせられました。といっても、極端にママ友付き合いから外れてしまったり一匹狼を演じたりしてしまうと、子どもにとっても良いことばかりではありません。
ママ友とは付かず離れず適度な距離感を保つことが、自分や我が子の身を守ることにもつながっていると感じます。でも…やはり本心をいってしまえば、ママ友付き合いは面倒です。できることなら、これからも極力ママ友は作らずに済むならそうしたいと思ってしまいます。
皆さんは、ママ友付き合いを楽しめていますか? ママ友と楽しい関係が築ければそれに越したことはありませんが、筆者のようにママ友付き合いが苦手という人も少なくありません。そんなときは無理をせず、自分が心から大切にしたい!と思える相手を大切にしていきたいですね。
広瀬 あゆみ