老後対策に必要な節約術・その3
保険の見直し
金融広報中央委員の家計調査で、金融資産の保有目的で多くを占めていたのは、老後資金に次いで病気や災害への備えでした。
保険に関してはよくわからないまま入ってしまった、どういう保証内容だったか覚えていない、親に勧められて入っただけなど、毎月当たり前のように支払いをしているだけという方も多くいらっしゃいます。
家計の見直しをする上では、保険の見直しも重要です。
同じような保障ばかりの民間の保険会社が提供する保険に入っていたという場合や、古い医療保険のままで保障内容が今の医療に対応出来ないものだったという場合もあります。
医療保険に関しては、見直しが適宜されており現代の医療の傾向に合わせた便利な商品が多くなっています。
保障内容が充実しているのに今より安くなったというケースもありますので、定期的に見直しをすると良いでしょう。
ただしやみくもに解約することはおすすめしません。
現在加入している保険の方が運用利率が良かったり、保険料が安い場合もあったりするためです。
老後対策に必要な節約術・その4
外食、嗜好品、趣味、レジャーの費用を抑える
人生を充実させるのには生活必需品以外の楽しみも必要です。
たとえば外食や嗜好品、趣味やレジャーなどですが、支出が多くなるという側面もあります。
外食や嗜好品はお店によって価格も大きく変わりますが、安いからといって頻度が多くなれば結果的に支出は増えてしまいます。メリハリをつけて外食は月に〇回までとルール化してみることがおすすめです。
また趣味で始めたはよいものの、道具を揃えて終わってしまったという話もよく耳にします。今後も使用しないものはリサイクルに出したり、必要とする方に譲ったりして断捨離していきましょう。
さらにレジャーはお金をかけずに楽しむことも出来ます。
レジャー施設に行ったり、良いホテルや旅館に泊まったりすることも大切ですが、たまにはお金を使わないことを目的とした楽しみ方をしてみると意外と近所に穴場のスポットを発見出来ることもあります。
外食や嗜好品と同様にメリハリをつけて楽しめるといいですね。