「共働き」で人生100年時代を乗り切る

少子高齢化社会となった今。公的年金も受給開始年齢が拡大され、働き方も時代とともに大きく変化しています。老後まで長く続く家計運営においてどれだけリスクを減らせるか、老後を迎えるまでにしっかり貯蓄ができるかは、近年とくに重要視されているのではないでしょうか。共働きでリスクを分散できる家計運営は、今の時代にとってメリットが多いといえるかもしれませんね。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。


【参照】
国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査
厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」(各種世帯の所得等の状況)
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」設問間クロス集計 3金融資産保有額(世帯の就業者数・年収別)

古谷 梨子