その他では、敵対買収の対象になる報道で前日に爆騰した島忠(8184)が一時連日の急騰となりましたが、終値は小幅上昇に止まったことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- 中外製薬(4519)
- エムスリー(2413)
- ダイキン工業(6367)
島忠への敵対買収TOB検討の報道が流れているニトリホールディングス(9843)が一時▲6%超安へ急落し、終値も▲5%安に迫る急落でした。まだ正式発表ではありませんが、株式市場は「そんな買収は止めろ」と評価しているようです。
また、先週から様々なリストラ実施や巨額赤字転落見通しの観測報道が相次いでいるANAホールディングス(9202)が一時▲5%超安へ急落しています。正式発表されたものはほとんどありませんが、株式市場は「まだまだ手緩い」と評価しているのかもしれません。
その他では、JR株が軟調に推移し、とりわけ、東日本旅客鉄道(9020)が年初来安値を更新し、約7年9カ月ぶりの安値を付けたことが目を引きました。
葛西 裕一