また、熟年夫婦の8割が「資産形成・資産運用は結婚時までに始めたほうがいい」と提唱。約半数の人は、独身時代から始めることがベストだと回答しています。

資産運用には多少なりとも投資の知識が必要になるため、思い立ったからといって今日すぐに始められるものでもありません。また、既婚・未婚にかかわらず老後は必ずやってきます。そう考えると、やはり早くから行動しておくことが大切だと言えそうです。

若年夫婦がやっておきたい”理想”

一方、松井証券の調査で、結婚3年以内の若年夫婦が「やらないことで将来、後悔したくないこと」という質問に答えたランキングは以下の通りです。

1位 資産形成・資産運用(30.9%)
2位 教育計画(26.0%)
3位 出産計画(22.0%)
4位 家計管理(21.3%)
5位 パートナーの資産確認(19.8%)

このように、若年夫婦がやっておきたいと考えていることの1位も資産形成・資産運用であり、他にも家計管理やパートナーの資産確認などお金に関する内容が目につきます。

若年夫婦の世代は、終身雇用が当たり前だった親世代と違い、雇用形態も多様化し、老後の年金にも不安を抱えている世代です。そんな背景からか、お金に関して堅実な考えを持ち、計画的な行動を志向していることがうかがえる結果になっていると言えるのではないでしょうか。