定年60代、老後は退職金と年金で十分は本当か

Aleksei Morozov/iStock

人生100年時代を迎えたと言われ、老後生活は長くなっています。

そして、老後資金に対する不安は日本人には共通の悩みともいえます。

一般的な定年である60代で迎える老後は、退職金と年金があれば充分なのでしょうか。ここでは、数字をもとにそうした点について見ていきたいと思います。

老後2000万円問題から老後資金はいくら必要か

昨年金融庁から公表された金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」というレポートがありました。

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この資料によると老後は年金収入の他に約2000万円が足りなくなるというもので、金額の大きさから「老後2000万円問題」として話題になりました。

では老後は年金収入以外に2000万円があれば充分かといえば、そうはいかない理由があるのです。

実はこの2000万円は「持ち家」が前提となっており、さらには、「ゆとりある老後」や「介護費用」などは考慮されていません。

老後も賃貸の場合や、老後はゆとりを持って過ごしたい、介護になった場合に備えておきたいとなると2000万円では足りないことが分かります。

2000万円は最低限の日常生活を送るために必要な費用ということです。

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執筆者
三輪 文
  • 三輪 文
  • ファイナンシャルアドバイザー

二級ファイナンシャル・プラニング技能士(FP2級)。はたらく世代の資産運用サポート促進のためのマネーセミナーで登壇多数。二種外務員や保険募集人資格を短期間で取得。生命保険から投資信託までの幅広い金融商品を活用し、総合的な視点からライプラニングや資産運用アドバイスを行う。また、中学生から芸能活動をスタートし、役者やラジオパーソナリティ、モデルなどとして幅広く活動。フリーランスなどの経験と女性の視点も併せて資産運用の初心者にでも分かりやすくお金の話を伝えることに努力している。